株式会社 オーリアル
代表取締役社長 大塚訓平 さん
事業用不動産の売買・賃貸仲介や土地有効活用の提案業務を展開するオーリアルの青年社長は、障がい者の住環境整備にも着目、バリアフリーコンサルティングや車いす対応住宅をプロデュースすることになりました。
きっかけはご自身の不慮の事故、脊髄の損傷から車いすでの生活になったことです。車いす社長だからこそ、理解できる・共感できる・提案できることを形にしたバリアフリー体験型オープンハウス『ミタス』も作り、一緒に住む家族も笑顔で楽しく暮らせる「おしゃれな」家を実現させています。
とにかく若々しく、活動的。ちゃっかり亭にも颯爽とカッコイイ車いすで遊びに来てくれました。最近出かけたアメリカでは、今や「バリアフリー」は「アクセシブル」(=到達できる・利用しやすい・できる)ということばに置き換えられ、誰でもどんなところへでもアクセス可能な社会により近づいているそうです。
6月、NPO法人 アクセシブルラボを設立。「車いすユーザーの「できる」をもっと」「“ハード”のバリアを“ハート”で解消する」新しいバリアフリーの形を提案し続けるための、情報提供事業・コミュニケーション事業・コンサルティング事業を展開していきます。
事故直後、ベッドの上でお父さんに言われた「命があればあとはかすり傷」のことばを胸に今日も車いすで走り回っている(に違いない)訓平さんです。(因みに今年の「宇都宮花火大会」では副会長、来年は会長ですよ)