2012年09月

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 鹿沼市在住アコースティックギタリスト

          小川倫生さん

                                         

 6年ぶり6枚目のアルバムを発表しました。そのお話と最近の活動を伺おうと、久しぶりに遊びに来てもらいました。

 そのアルバムは 「シーベグ・シーモア」。17世紀に活躍した、アイルランドの国民的作曲家といわれる、ターロック・オキャロランの曲をアレンジしたカバーアルバムです。18歳の時に天然痘のため失明、音楽の才能を花開かせて、ハープ奏者としてアイルランド各地を旅し、ほぼ50年に渡って行く先々の雇い主のために歌を作り、演奏したそうです。アイルランド最後の吟遊詩人」とも言われています。現在知られているだけでも200を超える曲が残っていますが、彼の哀愁ある美しいメロディーは、今も多くの人に愛され弾き継がれています。

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 スタジオでは、CDに収められた曲と、生演奏も聴かせてくれました。

 目をつぶって聞いていると、まだ行ったことのないアイルランドの少し寂しげな、でもどこか懐かしい自然の風景の中に身をゆだねているような気持ちになります。その澄んだ音色は、私たち日本人の心にも優しく響くようです。

 アルバムのタイトル「シーベグ・シーモア」は「小さな妖精(の丘)と大きな妖精(の丘)」という意味だそうです。アイルランドにも大自然には妖精が住んでいて・・・という伝説が数多く残っています。                             

                                   

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 表参道スクエアにある「妖精ミュージアム」でのコンサートも雰囲気ぴったりでした。第2回、第3回も予定されているそうですよ、みなさんにもぜひライブで聞いて欲しい倫生さんのギターです。今や全国各地でライブやコンサートをするギタリスト。もちろん、地元栃木のおなじみのカフェなどでも引っ張りだこです。そちらにもお出かけくださいね。                            

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   連日、午後になると こんな空です。 しか~~~も 雨は降らずに暑いだけの宇都宮。

   冷たくて 爽やかで 美味しいもので 身体と気持ちを いたわってやらないと ねぇ [E:sign02]   

                                                         

 ・・・ というわけで 黄昏時の街中のお楽しみ [E:happy01] サーズデイナイトフィーバーに出掛けました

                        

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               [E:shine]  こんな カッコイイ 車が来ています  [E:shine]    

     

  佐野市から イタリアンジェラートカフェ・サンタルチア の 移動販売車「サンタルチア号」です                                                

                                                        

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 この「サンタルチア号」

  県内のさまざまなイベントに

             参加している

 

    オーナーの 高橋昌一 さん    

                             

  毎月第1・3木曜日は 宇都宮です                           

                                                                

  10種類のジェラートがやってきます

                                                               

 今年1月にオープンした

     念願のジェラートカフェには

 いつも20種類以上のジェラートが

             並べられています

 どれも地産地消を第一に

  厳選した素材の味が活きてます

 さらに季節に応じた旬の素材の

    限定フレーバーが次々と・・・

 

 創業15年、

  今までに160種類は考案した

               高橋さんです               

                                                              

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   [E:clip]  イタリアンジェラートカフェ サンタルチア

                                   佐野市植下町 445

                                   0283(21)3285

                                   AM10:00 ~ PM6:00

                                   お休み 木曜日

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 絵本作家・下野民話の会 小板橋 武さん

                                

 終戦の日を前にぜひお話を伺いたいとお招きしました。

 絵本「宇都宮大空襲ー少女の記録」「戦時下の女学生たち」「少年とハト」の著者であり、さらに図書館などでスクリーン映写と読み聞かせの活動をなさっています。

 小学校の教員を退職後、10年かけて全国の文化財などを訪ね歩き「これだけは見ておきたい各県一か所の旅」を出版。2007年から宇都宮大空襲を題材に、絵本3部作を書きあげました。ある女性から終戦の年7月12日の宇都宮大空襲の体験談を聞いたのがきっかけだったそうです。少女だったその人の目に映った街の状況や逃げまどう人々の様子を聞いて、どうしても子どもたちに伝えていかなければと思ったそうです。美術がご専門だった小板橋さん、子どもたちが実感を持って受け止められるようにと絵本にしたのです。でも、どのページの絵も優しく静かなもの、敢えて悲惨な状況をそのまま描かないのは、やはり教育者としての配慮と、かえって静かな絵の持つ大きな力を信じていらっしゃるからでしょうか。

 そして、大河ドラマ・平清盛が始まる直前の去年12月「平家物語」に登場する益子町縁のエピソードを、絵本「安善寺物語 宇都宮朝綱と平貞能の友情」にして自費出版。「平家物語七巻」に3行ほど書かれているものに、他の資料を読み込んで肉付けしたそうです。戦国時代にあっても礼節を重んじる武士同士の「友情」の話として、これもおとなにもこどもにも知って欲しいし、地元のみなさんには誇りに思って欲しいとおっしゃいます。

 これからも「埋もれている、宝物のような物語を発掘していきたい」と話してくれました。         

                                                             

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