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旧黒羽町の名刹”雲巌寺”。
 
700年前開山当初は「日本の四大道場」といわれ、松尾芭蕉も訪れた歴史あるこの寺の第61代御住職です。
 
1944年(S19)川崎の農家の三男として生まれ、東海大学工学部で学び電機関連会社のサラリーマンを2年して69年(S44)に出家を決意しました。
 
でも、実は子供の頃からすでに純粋な眼で大人社会を見つめつつ、この一筋の道を目指していたのだそうです。
 
今は本来の「出家」…つまり妻帯せず、教えのままの質素な日々を送る老師。
 
その「本物の言葉」を届けたいと下野新聞社が企画した「明るい方へ那須雲巌寺老師の茶話」。
 
読者の声に支えられ一冊の本になりました。
 
一編一編 私たちの素朴な「問い」に優しく厳しく答えてくれる本です。
 
背筋をピンと伸ばして明るい方へ歩いていかなければ…と思いました。